分離発注(CM方式)

・新築住宅の場合、工期はどれくらいでしょうか? ・新築工事とリノベーション(リフォーム)で違いは? ・分離発注では、ハウスメーカーや工務店に比べどの程度コストダウンになりますか? ・分離発注のメリット・デメリットを教えて ・新築工事やリフォームの中でDIYをしたい ・施主支給をする場合の注意点は?
新築住宅の場合、工期はどれくらいでしょうか?

標準的な規模の木造住宅では、設計打ち合わせや諸手続きの期間として、約6ヶ月。さらに工事期間が6ヶ月、全体で約1年が標準です。擁壁や地下室、特殊な基礎が必要な場合は別に期間をいただいています。但し、ローンの期限やお子様の学校の関係などで、全体の期間を短縮する必要があるときは、相談してください。

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新築工事とリノベーション(リフォーム)で違いは?

新築とリノベーション、どちらも分離することにおいて違いはありませんが

新築の場合、工事の種類が多岐にわたるため分離の数が多くなります。また

構造や外装工事など外部の工事で周辺に配慮する度合いが大きく工期も長くなるため、

万が一の事故やトラブルに備える保険を用意しなければならないと考えています。

そのため、新築工事の場合は補償制度が整った「オープンシステム」を利用します。

工事中のトラブルに対し補償する仕組みで、完成後10年まで建物の不具合に対応

しています。

リノベーションの場合は、新築にくらべて規模が小さく工期も短いので、一般的には

補償制度は利用せず、各工事業者の責任において工事を進めます。ただし規模や状況

により上記の補償制度を利用する場合があります。

補償制度の詳細については、みさき建築研究所まで お問い合わせ ください。

分離発注では、ハウスメーカーや工務店に比べどの程度コストダウンになりますか?

全く同じ条件で比較した場合はありませんが、概ね15〜20%と実感しています。

工事費用をコストダウンした分を、設計事務所のノウハウに使うとお考えください。

一般的な木造住宅で、最新の単価で試算した内容をコラムに掲載しました。参考にしてください。

→こちら

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分離発注のメリット・デメリットを教えて

まずメリットから

・一括発注(工務店・ハウスメーカー)に比べ確実にコストダウンできる

・施主支給が容易(施主支給も分離発注の一部である)

・様々な建材や住設(キッチンやユニットバスなど)、工法を選ぶことができる

・支払った分だけ施主の所有物となる(一括の場合は引き渡し時)

・出来高払いのため、施工業者の倒産リスクに対応

・工事中に現場確認できる(設計監理者同行)

 

次にデメリット

・工事責任が施工業者毎になる

・工事期間中毎月の支払いがある

・自己資金がある程度必要で、住宅ローンに工夫が必要(※)

・工期が長くなる(1〜2ヶ月程度)

・○○ハウス 等のブランドが付かない

※ 自己資金と住宅ローンの工夫については コラム でお知らせします。

 

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新築工事やリフォームの中でDIYをしたい

分離発注の場合は、施主支給のほかDIYの参加も可能です。

ただし高所での作業や耐久性に関わる工事(躯体や防水など)、特殊な工具を使う作業はお勧めできません。

これまでの例では、壁の仕上げ工事が中心です。ペンキ塗りや珪藻土をローラーで仕上げるなどです。しかし、養生など準備が肝心ですので、十分検討してから行いましょう。養生まで専門工事業者に依頼してからDIYも可能でしょう。

みさき建築研究所が発注や施工の段取りを代行します。

DIYのメリットは、コストダウンだけではありません。経験することで、その後のちょっとした補修を自ら行う自信が持てます。自分住む家のことをよく知る、好きになるということでもあると言えるでしょう。

質問ございましたらこちらまでお願いします → info@misakiarch.com

 

施主支給をする場合の注意点は?

DIYまででなく、建材や商材を施主自ら支給して工事をしてもらう場合もあります。

工務店による工事の場合はなかなか難しいのですが、施主支給することでコストダウンしたりこだわりを反映出来ます。しかし注意すべき点もありますので、本サイト内 コラム をご覧ください。またご質問いただければ、これまでの経験を踏まえて回答いたします。

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