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構造・規模 | :木造3階建 | ※工事単価には設計監理料、解体費用、外構工事費用、地盤補強工事費用、カーテンブラインド、登記費用、印紙代は含まれません |
竣工年月日 | :2012年2月 | |
土地面積 | :96.08平米(29.06坪) | |
延床面積 | :122.31平米(37.00坪) | |
工事単価 | :61.3万円/坪※(2階バルコニーと車庫は半分を対象面積に加算) |
建て替え前の家では南側のバルコニーにいると隣家(賃貸アパート)からの視線が気になっていたため有効に使われていませんでした。密集した住宅街でも気兼ねなく使える屋外空間を実現するため、2階を生活の中心に、リビングルームに続くバルコニーを高い壁で囲うことで中庭のような空間を実現しました。
外壁はモルタル通気工法を選択
圧迫感のないモルタルを通気工法で採用。防火認定を持つこの工法は品確法の劣化等級3にあたるため、長期優良住宅の基準をクリアしています。またフラット35Sを利用する為の耐震等級も上げて丈夫な構造にしています。
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2階が生活の中心
住宅計画の中では核となる空間をどこに設けるかを良く検討する必要があります。敷地条件だけでなく依頼者とコミュニケーションを十分に取った結果、2階をその中心とすることを確信しました。屋内空間と屋外空間、どちらも気兼ねなく使えることが重要なのです。
キッチンから見渡せるように
子どもがどこで遊んでいても目が行き届くように、という希望によりオープンなキッチンを選択。リビングダイニングを通してバルコニーまでも見渡すことが出来ます。
バルコニーの構造
壁で囲まれたバルコニーの弱点は通風。道路側に横長スリット、下部のガレージとは吹き抜けを介してつながっているので、空気が上手く対流するようになっています。
ゲストルームは少しメリハリを
3階に設けたゲストルーム。押入は室内に浮かせて空間の広さを視覚的に損なわない様工夫しました。
洗面脱衣室も分離発注で
ミラーボックスと収納扉は家具工事、洗面ボウルと水栓金具、ポストフォームカウンターはそれぞれ取り寄せて現場で取付ました。洗面化粧台も既製のセットだけでなく、使い勝手に応じてオーダーも検討してみたいものです。