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構造・規模 | :木造2階建て | ※工事単価には設計監理料、外構工事費用、水道本管引き込み費用、冷暖房工事費用、カーテンブラインド、登記費用、印紙代は含まれません |
竣工年月日 | :2008年10月 | |
土地面積 | :333平米 (100坪) | |
延床面積 | :207平米 (62.6坪) | |
工事単価 | :63.2万円/坪※ (工務店一括発注) |
二世帯住宅の計画には様々な選択肢がありますが、広さが十分な敷地は菜園として1階の親世帯主が主に利用する為、2階子世帯には別の外部空間を設ける方法を採りました。
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リビングとバルコニーの間にファミリースペースを設けています。読書や勉強、パソコンなど家族みんなで利用するだけでなく、洗濯物をいったん取り込めることにも使えます。サッシはフルオープンで、バルコニーと一体での利用方法を考えると楽しくなります。
バルコニーの目隠し
周りからの視線を緩やかに遮りながら、通風や開放性を確保するために、擬木でルーバーを設置しました。アルミ角材を柱にして、テラスデッキで使用される板を採用しています
オープンキッチン
特注キッチンで開放的な空間を実現しました。リビングダイニングには造り付け収納を設け、収納についてのリクエストに応えました。
オープンキッチンの問題点
開放的なオープンキッチンで問題となるのは、食器だけでなく電子レンジなど電化製品が露わになるためせっかくの雰囲気が壊されてしまう事でしょう。この場合食器や電化製品などは半透明の扉の中に隠れてしまうようにしました。
リビングルームと予備室
リビングダイニングの一角に畳を敷いています。収納内部に納まっている扉を引き出して間仕切れば予備室(ゲストルーム)にもなります。
洗面脱衣室
洗面脱衣室には室内窓を通してファミリースペースとつながっています。
1階世帯のキッチン廻り
親世帯のキッチンはクローズさせた対面式としました。対面カウンターは目隠しの引き戸を設けています。
コストダウンと性能について
2世帯住宅で解決すべきものに生活音があります。2階床下地に木製チップとゴムが混合された遮音パネルを採用しました。性能を確保すべき箇所にはコストをかけて、そうでない部分については合理的な建築方法を検討しました。
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