東京都・神奈川県の設計・監理・家づくりを手掛ける設計事務所

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坂の途中の家

横浜市 N-HOUSE

構造・規模 :木造2階建て+ロフト 工事単価には設計監理料、外構工事費用、水道本管引き込み費用、冷暖房工事費用、カーテンブラインド、登記費用、印紙代は含まれません
竣工年月日 :2002年4月
土地面積 :114.83平米(34.73坪)
延床面積 :109.62平米(33.16坪)
+ ロフト13.22平米(3.99坪)
工事単価 :61.5万円/坪※(ロフト面積1/2加算)

傾斜地に家を建てる

周辺に緑が豊かで、坂道が交差する角地の計画です。北側斜線制限のため、スキップフロアーを採用して可能な限りのヴォリュームをとれるようにしました。

周辺の緑を楽しむには

敷地の東側には大学の野球場があり緑豊かな環境が広がっています。プライバシーを守りながらもこの環境を享受するために、東側に突き出たバルコニーを設けました。下部には交通手段である自動車が付けられるようにしたのは、伊根の船屋をモチーフにしたためです。

玄関は家族のギャラリー

玄関は小さなギャラリーとして、家族の歴史を飾れるスペースになるといいなと考えました。はじめて訪れる人は、そこに飾られた写真や小物から、ちょっとした時間の流れをを感じることが出来るのではないでしょうか。

キッチンはオープンで機能的な対面式に

対面キッチンを計画するときは、吊り戸棚は無く、なるべくオープンな空間を提案します。家づくりの中では当然打ち合わせの比重が大きくなります。

リビングルームは天井を高く

仕事から帰ったあとくつろぐ空間には、大きなボリュームが必要です。この事例では、掘りごたつとベンチ収納を設けました。床暖房とシーリングファンは欠かすことが出来ません。

ロフトに畳を敷くと

天井が低いロフトは床に座って使うスタイルとなります。その意味では畳を敷くのが自然でしょう。

水廻りは機能的に

トイレはちょっとした洗面所も兼ねるようにすれば来客時も活躍します。家族専用にはもう一つの狭いトイレで十分でしょう。

子供部屋の計画

子供が小さなうちは一つの部屋で、ある程度の年齢からは分けられるよう準備をしておきます。2つの引き戸の間にある梁に、将来簡易な間仕切りを設ける予定となっています。

その他

元々あった火鉢をどのように活用するかいろいろ検討しましたが、外構業者さんのアドリブで金魚鉢に変身しました。