東京都・神奈川県の設計・監理・家づくりを手掛ける設計事務所

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世田谷のガルバリウム住宅

MA-HOUSE

構造・規模 :木造2階建 工事単価には設計監理料、外構工事費用、水道本管引き込み費用、冷暖房工事費用、カーテンブラインド、登記費用、印紙代は含まれません
竣工年月日 :2002年2月
土地面積 :105.76平米(31.99坪)
延床面積 :83.54平米(25.27坪)
工事単価 :68万円/坪※

外部は堅く・内部は柔らかく

少し密集した住宅地に建てるときは、開放する部分(窓が多い部分)と閉じる部分(外壁となる部分)のバランスを良く検討しながら設計を進めてゆきます。外壁にはガルバリウム鋼板を、2階のコーナーにはシンボルとなる窓を設けています。屋根は片流れと呼ばれる形態を採用したため、斜めの屋根梁(登り梁)をそのままあらわしにすることで、2階に大きな空間をつくることができました。壁と天井は、珪藻土が入った材料を塗って仕上げています。

入り口廻りは家の顔

たとえ狭いスペースであっても、入り口廻りはひと工夫。門をカーポートの奥にとり、アプローチ床はコンクリートの中から砂利を見せる「洗い出し」で仕上げています。また、壁際は下草を植えたり。小さな工夫の積み重ねが家を良くするのです。。

ワクワクする玄関を

玄関にはいると玄関収納越しに階段が目に入ります。階段をのぼりきるとダイニングに出るのですが、階段に面して大きな窓があるととても明るくて気持ちの良い通路になります。はじめて訪れた人もうれしくなるような階段です。

ワンルームのLDK

スペースに限りある場合は、なるべくワンルームにして大きな空間をつくります。そのために床暖房や天窓を取り付けると快適に過ごせる部屋の出来上がり。仕上げの素材も自然の材料のみです。

外断熱工法のボーナス

外断熱工法の場合は断熱材が壁の中に入っていないので、利用価値があります。奥行きは小さくても本棚が出来上がります。

水廻りはゆったりと清潔に

水廻りの間仕切りを収納にしたり、ガラスを採用したりして変化を持たせることで広さを感じられるような工夫をしました。また清潔に保つためホワイトタイルを多く使いました

バルコニーは何のため

本来バルコニーはテーブルや椅子を置いて、屋外を楽しむ場所ですが、日本の住宅事情ではなかなか思いようにはいきません。それならば、布団や洗濯物が干せるという機能優先で計画すると上手く行くと考えています。楽しむ機能はプラスアルファで